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ゴキブリ対策について

2025/03/09

高気密・高断熱・高耐震の省エネ住宅に特化した「世界に1つだけの家づくり」株式会社六花舎設計の広報担当です。

寒暖差が激しい時期ですが、体調を崩していませんか?

寒い寒いといっていたら、あっという間に、春の暖かさを通り過ぎて、暑くなりそうです。

ジメジメした梅雨から始めたいのが、ゴキブリ対策です。

そもそものゴキブリの活動しやすい温度に関係があります。

18度を超えた頃くらいからより活発に動きはじめ、気温が25度以上の時が最も活発になり、高温多湿で20度以上の環境が過ごしやすいとされています。

これを聞くと、梅雨から夏にかけて ゴキブリが活動が活発になる理由がわかります。

とはいえ、ゴキブリも暑すぎると、人間同様に真夏の暑さよりは、涼しく快適なエアコンの効いた室内を好むようです。

そのため、戸締りもちゃんとしているのになぜ家の中に入ってきてしまいます。

ゴキブリは成虫でも5mmの隙間さえあれば家の中に侵入することができます。

玄関ドアから私たちが出入りするタイミングを見計らって侵入するケースが意外と多いようですので、 宅配便の受け取りなど注意が必要です。

また、窓も開閉するために少しの隙間があるものがほとんどです。築年数が経過するにつれて隙間は大きくなり、容易に家の中に入ることが可能になります。

それから、排水溝です。

排水溝には排水トラップという虫の侵入を防ぐ仕掛けがついていますが、不具合や故障でこの仕掛けの肝である侵入を防ぐ水たまりがなくなってしまうことがあります。

また、しっかり仕掛けが機能していても泳げるゴキブリが来てしまった場合は侵入されてしまいます。

室内で見かけることが多いクロゴキブリとチャバネゴキブリという種類は泳げると言われているので、排水溝は侵入経路として頻繁に利用されていそうです。

そして、換気扇です。

換気扇についている油汚れは埃はゴキブリの大好物なので、ニオイで寄ってきてそのまま室内に侵入してしまいます。たとえ換気扇や通風口をきれいにしても、キッチンの生ごみの臭いまで嗅ぎ分けて侵入してきます。

最後はエアコンです。

エアコンからゴキブリが飛んできたという経験を持つ人も少なくないと思います。

エアコンに隠れていたり、ドレンホースという結露を排出するためのホースから登ってきたり、スレープアナというドレンホースを屋外へと通すために壁に空けられる穴の隙間があり、それを塞いでいたはずのパテの劣化で隙間ができてしまったりと、様々な理由が考えられるエアコンからの出現します。

では、ゴキブリが出やすい家の特徴についてです。

①家の中が汚い。

ゴキブリは生ごみや食べかすだけではなく、埃や髪の毛、爪なども食料に生活することができます。汚い部屋の状態で旅行や出張で数日家を空けてしまうとゴキブリの住処になってしまいます。

②家電製品が多い

夜行性でもあるゴキブリは暗いところも大好きです。家電製品の裏側は掃除がしにくく埃が溜まりやすい上に、陰になり暗く、電気で暖かい場所です。冷房が肌寒いほど効かせてある部屋でも家電製品の裏側は暖かいままです。ゴキブリにとっては年中快適な場所となっています。

③宅配便に利用が多い

玄関の開け閉めが多い家はゴキブリの侵入チャンスが増えます。更に、宅配便で受け取る段ボールに潜んでいたり、卵が付いていたりするので、先ほど挙げた玄関からの侵入を容易にしてしまいます。

④植物が置いてある

植物を育てるプランターの中は、水分たっぷりなので、ゴキブリが過ごしやすい環境なので中に潜んでいることがあります。特にベランダなどで植物を育てている方は、換気の窓から侵入確立がグンと上がるので要注意です。

 

ゴキブリが出ない家にする対策についてです。

①食べこぼしや飲みこぼしはまめに掃除する

食料や水分を見つけられないと、さすがのゴキブリも生き残る事はできません。食べこぼしや飲みこぼしをしっかり掃除しておくことである程度のゴキブリ対策にはなりえます。

ゴキブリは一滴の水で三日以上生きられます。、飲みこぼし以外にも流しの水分などにも注意が必要です。

食料が水分がたくさんあればあるほど、仲間を呼び寄せ大量発生しますが、逆に言えば、食料が水分がないとわかると仲間が来ることもありません。侵入したゴキブリも人間と遭遇してしまう前に、他の食料がありそうな場所に移動します。

面倒くさく即効性がないように感じますが、ゴキブリが生きられない環境にする事がゴキブリが出ない家にするには大切です。

②掃除を徹底する

特に、ゴキブリが好きな環境である冷蔵庫やテレビ、エアコンなどの家電の裏はチェックして、埃が溜まっていたらすぐに掃除して綺麗にしましょう。

また、ごみの処理も大切で、特に生ごみや食べ残しの処理も臭いが漏れないようにしっかり密閉保存しましょう。

③家の隙間を塞いだり、侵入グッズを装着する

家の隙間をパテで埋めたり、排水溝の周辺に隙間をマスキングテープなどで塞ぐだけも侵入経路を減らすことができます。

ドアや窓には隙間テープを貼ると、隙間を埋めることはもちろん防音効果・保温効果もある優れものです。

エアコンの排水ホースや通風孔などは、防虫ネットや防虫キャップ、防虫ブラシなどホームセンターに売っていて、簡単に取り付け可能なので防虫グッズを利用してみるのも効果的です。

④カーテンを開けて除湿する

湿気がこもらないように換気や除湿を心掛けましょう。 夜行性のゴキブリなのでカーテンを閉め切り暗い部屋のまませず、太陽の光を取り込んで明るくしましょう。

⑤フレグランス系のハーブを置く

ゴキブリの苦手なものは、ハーブなどの清涼感のある匂いです。ハーブ系のアロマオイルやフレグランスを置いたり、ガーデニングをしている人はハーブを育ててみるのもいいかもしれません。

どんなに掃除して、侵入経路を塞ごうとしても、自分では見つけられない小さな隙間を塞ぐことが難しいです。家の隙間があれば、それだけは正直どうしようもないのですが。

なので、より隙間が少ない良い家に住むことができれば、対策の頑張り次第でよりゴキブリの出ない家になります。

さらに高気密高断熱の家は、温度や湿度のコントロールもしやすくなるので、室温25℃以下湿度60%以下を保つと、ゴキブリが一番活発になる環境になることを防げます。