放射熱って知っていますか

こんにちは、高気密高断熱高耐震の注文住宅、株式会社六花舎設計 広報部です。いろいろな補助金にも対応しております。お気軽にご相談ください。

まだ梅雨の時期なのに、猛暑ですね。寝苦しくて眠れないということはありませんか？夜家の中の温度は、外より暑くなっているからかもしれません。

夜間、外よりも家の中が暑くなる原因は「放射熱」のせいです。

日射と同じぐらい夏の暑さをもたらす原因は、放射面の温度のせいです。夜になって外気温が下がってきても、家の中が暑苦しくて寝られないのはそのためかもしれません。これは、日中に太陽熱を吸い込んだ家が、夜になってその熱を放出しているからです。

高断熱の住宅でも、壁や屋根などからは太陽熱を吸収しないのでそのようなことはありませんが、窓からはやはり太陽の熱が入ってしまいます。そのため、窓から入った熱で建物自体を温めないためにも太陽の熱を家の中に入れない日射遮蔽がとても大切なのです。パッシブデザインがいかに重要かおわかりになりますね。

体が感じる温度は実は気温だけに影響されるわけではありません。室内であれば、自分を取り囲んでいる壁や天井、床の表面温度が大きく影響します。

パッシブデザインの家なら、少しエアコンをかけておくだけで、湿度が落ち気持ち良い涼しさになります。ポイントは、家が暖まりすぎる前に早めにエアコンをかけることです。