C値0.19の家の高気密高断熱の家施工中です
こんにちは、高気密高断熱高耐震の注文住宅、株式会社六花舎設計広報部です。
弊社では、HEAT20G2レベルの家を標準で施工しております。また、お客様よりご要望があった場合は、気密測定をしております。
気密測定とは、建物の隙間の小ささを表す性能値です。気密性能の事をC値と呼んでおり、値が小さければ小さいほど高性能な住宅と言えます。
気密性能を上げるには、現場での職人さんの施工と細やかな管理がとても大切です。床、壁、天井の断熱材の種類が変わったりする場合でも結露計算をしてリスクのある断面の場合には、室内側のほうに気密シートが必要になる場合があります。また、発砲系の断熱材でも透湿抵抗値が低いときは気密シートの施工が必要になります。現場の職人さんと管理する現場監督が気密意識をしっかり持って、コツコツ丁寧に隙間を塞ぐ作業となります。
高性能な家を施工するうえで気密性能はとても重要な要素となります。断熱性能を100%確保するためにもしっかりとした気密施工をすることでお客様の家を守ることができます。
気密性能が低い家は外気が入り込みエネルギーロスが多くなってしまいます。どんなに性能のよい断熱材を使用しても隙間があっては断熱効果が少なくなってしまい内部結露を起こしてしまい柱や土台を腐触させてしまいます。
先月もお施主様より気密測定の依頼を受けて実施いたしました。弊社の気密測定値の標準が0.3レベルのため、そのくらいは出るかなと思って測定したところ、なんとなんと気密測定C値0.19が出ました。
もちろん、お施主様もこの数値にはとても喜んでいただけました。こちらのお施主様のご両親のお住まいは、20年前に当社にて施工いたしましたが、当時から高気密高断熱の家を施工しておりましたので、当時でもC値1.0を切っておりました。
20年前といえば、サッシもオール樹脂サッシは無く、今でいう複合ペアガラスのサッシ(外側がアルミ、内側が樹脂)を採用していました。でも当時のサッシは単板ガラスが主流の時でしたので、高性能な家を施工できる住宅会社は本当に少なかった時代です。お施主様からは「夏涼しく冬暖かいので、とっても満足だ」と絶賛していただきました。そのおかげもあり、お嬢様のお住まいを施工させていただくことになりました。