住宅ローン減税が変わります
2021/12/20
こんにちは、埼玉県久喜市の高気密・高断熱・高耐震の注文住宅会社、株式会社六花舎設計、広報部です。
年末調整は終わりましたか?住宅ローンを支払っている方は控除申告しましたか?
来年から住宅ローン減税が変わる予定です。そもそも住宅ローン減税とは何か?というと『家を買った人が税金の一部を控除してもらえる減税制度』です。
どのように減税されるかを現行と改正案で比べてみました。
・住宅ローン減税は住宅性能に応じて変化する
・控除率が1.0%→0.7%に減少
・控除期間は10年→13年に延長
※2024年からは認定住宅・省エネ性能が無い住宅に関しては控除期間は10年となります。
ではどっちが得になるか気になりますね。改正前の条件と比較すると、所得や住宅ローンの組み方に応じて、プラス効果の世帯とマイナス効果の世帯に分かれます。
一般的には、税金を多く収めている人・住宅ローンを多く借入する人にはマイナス効果に、税金を多く収めていない人にはプラス効果になると言われています。
では自分がどれくらい税金を納めているかを調べる方法ですが、お勤め先から年末になるともらう源泉徴収票で調べられます。
年末ローン残高の0.7%が控除されるといっても収めている源泉徴収税額がそれよりも低い場合は源泉徴収税額が上限になります(収めている税金以上に税金は戻りません。)
つまり、今回の改正案であれば控除期間が長くなった分、プラス効果になる人の方が多いかもしれません。
※あくまで改正案ですのでまだ正式決定ではありません。