「自然素材の家」を建てる前に知っておくべき10のポイント -8
こんにちは。六花舎設計のナガタです。
梅雨はどこに行ったのか?空梅雨で夏の水不足が心配です。
毎年、毎シーズンごとに異常気象とか、例年よりも~等々、ニュースで聞くたびに最近では
「異常気象」自体について、驚かなくなってきました。
さて、2回ほどお休みしていた記事の続きです。
-自然素材のメリット-
「自然素材の家はコストが高そう」「手入れが大変そう」「耐久性や耐震性が心配」。そんな不安を持っている人もいるかもしれませんね。
自然素材は、新建材などと比べて高価なものと思われがちです。しかし、国産材の値段は下がり続けていて、今までのように、ただ単に「高い」というイメージはありません。むしろ、世代を超えて長く住み続けることができるため、値段以上のメリットを感じることができるはずです。
私たちのように、工務店同士のネットワークによって材料の共同購入が行われるケースもあり、これによって、さらなるコストダウンが期待できます。
また、手をかけた分だけ味わいや輝きが増すのも無垢材や自然素材のいいところ。特別な手入れは必要なく、汚れたら雑巾がけなどをすれば十分。愛情を持って接することが、自然素材の家を長持ちさせるコツです。無垢材は年月を重ねるほど強度が増していくという特徴もあるため、耐久性や耐震性にもすぐれています。
自然素材の家は、お子さんをお持ちのご家庭にもおすすめです。無垢材は、衝撃をやわらげたり、反響音を吸収したりする効果もあるので、お子さんが家中を走り回っても大丈夫。元気にのびのびと遊ばせてあげることができます。
もちろん、無垢材以外にもメリットはいろいろ。たとえば、漆喰(しっくい)や珪藻土(けいそうど)は、その効果もさることながら、さまざまな表情が出せるのも特徴です。塗り方ひとつで、和風にも洋風にも、モダンにもクラシックにも変化します。
自然素材の家は、住むほどに愛着が増す、理想の住まいなのです。
2017.07.29.