植物由来の壁紙
こんにちわ ハウスコンシェルジュ、山寺です。日に日に畳の目に日があたるのが伸びてきました。壁紙についてお話をします。
木の柱やカーペットのウール、紙の壁紙など、住まいに使われている自然素材は呼吸をしているのをご存じですか。
「生き物でもないのに呼吸するなんて?!」なんて思う人がいるかもしれませんが、呼吸といっても酸素を吸って二酸化炭素を出しているわけではありませんが…。
自然素材の壁紙は、お部屋にこもるにおいを軽減して空気をきれいにしたり、室内の湿度に応じて吸湿、放湿をしてくれるなど、快適に暮らすための機能がいっぱいあるんです。
見た目は和紙や土壁の素材感を再現したビニルクロスもたくさんありますが、ビニル素材にはこのような機能がありません。
特に冬に起きやすい結露や梅雨時の湿気はカビの原因にもなり、健康にも影響があるのではないかと心配ですよね。
おすすめは、呼吸する自然素材として注目されている珪藻土や炭を使った壁紙です。
珪藻土は太古の植物プランクトンが堆積して土になったもの。
無数の微細な孔を持ち、表面積が大きく、「消臭性」「吸放湿性」「通気性」などの機能を発揮します
環境や健康への関心が高まり、スローライフやロハスを実践している人が増えています。
子どもと一緒にゴミの分別をしたり、使わないときは電気のコンセントを抜いたり、みんなができることをはじめています。
最近ではランニングコストやCO2(二酸化炭素)を減らすために自然換気や太陽光発電などを取り入れた住まいも増えているし、キッチンガーデンを楽しんだり、無垢のフローリングや自然素材を使った住まいにあこがれる人も多いはず。
おうちのインテリアも自然なものを取り入れて健康に暮らしたいけれど、広いお庭のあるおうちに引っ越したり、家を建て直すことはそう簡単にはできません。
自然素材を使った壁紙に張り替えれば、ナチュラルなインテリアが実現できます。