ZEH基準の水準を大きく上回る性能を有する省エネ住宅
こんにちは、高気密・高断熱・高耐震の省エネ住宅に特化した「世界に１つだけの家づくり」株式会社六花舎設計、 広報部です。
11月29日に、経済産業省から、住宅の省エネ化の支援強化に関する予算案が閣議決定されました。
なんと、ZEH基準の水準を大きく上回る性能を有する省エネ住宅（GX志向型住宅）」の新築を支援する新たな補助制度を創設されました。
GX志向型住宅と呼ばれるもので、１６０万円／戸の補助金が支給され、すべての世帯が対象となります。
さてさてGX志向住宅とは、どんな住宅でしょうか。
GX志向型住宅とは、環境負荷を最小限に抑えつつ、エネルギー効率の向上や再生可能エネルギーの利用を重視した住宅のことです。高効率給湯器や太陽光発電や蓄電システムの導入、高断熱・高気密設計などが求められます。
2030年までに適合義務化になるZEH水準を超える省エネ性能になります。
具体的な要件として① 断熱等性能等級「６以上」②再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率「35％以上」③再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率「100％以上」があげられます。
太陽光発電や蓄電池を設置して再生可能エネルギーを活用し、高い断熱性能や高効率の給湯器、省エネ家電を採用することでエネルギー消費を削減し、従来型住宅と比較して35%以上のエネルギー削減を実現しながら、実質的にエネルギー消費をゼロにすることを指す住宅と言えます。
子育て世帯等は、
長期優良住宅 建替前住宅等の除却を行う場合は１００万円／戸
上記以外の場合は６０万円／戸
■ZEH水準住宅
建替前住宅等の除却を行う場合は６０万円／戸
上記以外の場合は４０万円／戸
現在、高気密・高断熱の住宅性能が重視されていますが、これからはライフサイクルカーボンも注目されるようです。
地球温暖化が深刻化しているので、より地球にも優しい家が求められる時代になります。
リフォームについては、次回お話します。
