珪藻土
2017/02/17
珪藻土塗り壁はいから小町」のメリットは、なんといっても高い湿度コントロール機能です。湿度コントロールとは、専門的には「調湿性能」と表現します。湿気の多い時には余分な湿気を吸い込み、冬の乾燥する季節には湿気を吐き出してくれる機能が「調湿性能」です。高い除湿効果が期待できるので、部屋干しもカラっと乾きます。最近のゲリラ豪雨を考えると、部屋で洗濯物を干せるって嬉しいですよね。
冬は乾燥しすぎない?
また逆に冬の乾燥する季節には、湿気を吐き出してくれるので美肌にも協力をしてくれる優れもの。過乾燥になるとお肌以外にも、夜眠れない、風邪をひきやすくなるなどが心配されます。その点、「珪藻土塗り壁はいから小町」は、湿度の高い夏だけでなく、湿度が欲しい冬にも活躍をしてくれます。
欠点もあります
でも、欠点はあります。
最大の欠点は「色ムラ」が発生しやすいこと。業界トップクラスの調湿性能を誇る「珪藻土塗り壁はいから小町」は、施工時にも大量の水分が必要です。
その水分を適切に吐き出すことができないと、色ムラが発生してしまうのです。左官職人さんは塗り壁を素早く乾燥させることを怖がります。それは「クラック(ひび割れ)」が入りやすくなるからですが、そのあたりも考慮して「クラック(ひび割れ)」が入りにくい設計でお作りしています。
完璧ではありません
もう一つは、万能ではないこと。
「珪藻土塗り壁はいから小町」の高い湿度コントロール機能は、締め切った部屋では力を発揮できません。窓を開け、24時間換気をしながら、「珪藻土塗り壁はいから小町」が活動しやすいような手助けが必要です。締め切った室内や、雨漏りがある場合は、カビなども懸念されます。「珪藻土塗り壁はいから小町」は、住む人と協働で、暮らしやすさを実現します